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日本人は知らない世界の葬儀事情~その他の国々編~

世界の弔いマスターを目指すための最終関門!

大人気(?)だった世界の葬儀事情も、いよいよ最終回! 今回は日本人にとって馴染みの薄い南半球の国々を中心に弔い事情をクローズアップしました。これを読めば、あなたも世界の葬儀事情通を名乗れるはず!?


古代エジプト語で「高貴なるもの」を意味するミイラ。かつてスーダンでは、一般庶民もミイラにする習慣があったそう。

 

驚きや恐れの感情が喚起されるアフリカの葬儀事情!

まずは、一部北半球に属する国々も入ってしまいますが、アフリカ大陸から。キリスト教や仏教といった世界の主要な宗教の影響を受けていないアフリカ諸国には、独自の宗教観が根付いています。細かく見ていけば、もちろん各国で違いはありますが、大局的には死者を恐れていること、すなわち故人の魂を鎮めることが弔いの根底にあります。だからこそ、大人数で盛大な葬儀を行ったり、参列者がそろって長時間踊り続けたり、大きな音で楽器を鳴らしたり…。日本人にとってはあ然とするような葬儀スタイルも、アフリカ人にとってはスタンダードです。また各国別に見ていくと、ガーナの埋葬方法が印象的です。ガーナの主要部族のひとつであるガー族では古来より死後の世界が信じられており、故人が憧れていたものや現世での職業をモチーフにした棺を使用するそうです。例えば、ガソリンスタンドに勤めていた人を埋葬した給油機型や、生前漁業を営んでいた人の遺体が入った魚型の棺桶など、傍から見れば棺とは思えない、まるでアート作品のような個性的なものがそろいます。その反面、マサイ族のように墓を持たずに遺体を動物に食べさせたり、パプアニューギニアの先住民のように故人の体を食べてしまったり、身の毛もよだつような風習が残っている国もあります。

 

ラテン気質そのままの南米の弔い事情

南アメリカには、パブリックイメージのラテン気質のイメージそのままに、陽気な弔いの習慣があります。例えば、メキシコ。葬儀場にはお菓子やパンが用意されたカフェテリアがあり、葬儀前後には参列者で賑わいます。楽しそうに故人の思い出話に華を咲かせている様子は、メキシコの葬儀を象徴する光景です。なかには、葬儀にすら参列せず、ずっとカフェテリアに居座る参列者もいるのだとか。日本の葬儀スタイルに慣れ親しんだ私たちからすると無礼に感じるかもしれませんが、これがメキシコ流。“郷に入れば郷に従え”ということわざがあるように、もしメキシコでの葬儀に参列する機会があれば、ラテンスタイルをぜひ試してみてください。また、南米諸国の多くの国では、葬儀後に二次会が催される、夜を徹してどんちゃん騒ぎが催されるそう。そこには「せっかく人が集まっているんだから、飲みに行こう!」という陽気なラテン気質な側面が大きく影響しているそうです。

 

オーストラリアや南極は???

続いて、オーストラリアや南極! …と行きたいところなのですが、情報が少ないため、これにて終了。カトトピ愛読者の方からオーストラリアや南極の葬儀事情に関する情報が集まれば、復活する可能性もあるので、お知り合いに声をかけておいてくださいね。
 
全4回に渡ってお届けしてきた世界の葬儀事情はいかがでしたでしょうか? 国や文化が違えば、葬儀に関する風習や方法が異なっていて、カルチャーショックを受けたことも数知れない企画でした。今後もこのような連載物はぜひやっていきたいと考えているので、「これをやってほしい」という企画があれば、ぜひカトトピ編集部まで!

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