笑っちゃいけないけど笑っちゃう。弔いの失敗談～お葬式編～

お葬式は抱腹絶倒エピソードの宝庫!?

そろそろお盆ですね。私はこういった業界で働いていることもあり、いろいろな方からお葬式やお墓参りの作法やマナーを質問されたりするんですが、そんな質問の中には、思わず笑ってしまうようなエピソードもあるんです。そこで今回のカトトピは、みなさんのお葬式の失敗談を紹介します。

お葬式でこんなことが起こったら爆笑必至！

通夜振舞いの席でついつい飲み過ぎてしまった父。挙句の果てには、親類・知人が大勢いる前で服を脱ぎ始めてしまい…。普段は威厳のある父だっただけに、それ以降、親族の見る目が変わってしまいました。（そういう私は泣き上戸・25歳・女性）

［fromカトトピ編集部］お葬式やお通夜は、非日常なので、ついつい飲み過ぎてしまって我を忘れてしまったんですね。それくらい悲しみが大きかったと思って、お父様を許してあげてくださいね。

厳粛に登場したお坊さんが、お経をあげるために座布団に座ろうと腰を屈めた瞬間…。式場に響き渡るほど、大きなおならをしたんです。厳かな雰囲気だったのですが、参列者一同こらえきれず、大爆笑でした。（子どもの頃のあだ名は“おならまん”・37歳・男性）

［fromカトトピ編集部］お坊さんも人の子なので、お腹の調子が悪いときもありますよ。でも、寄りにもよって、見せ場ともいう場面でおならがでちゃったら、その後の読経はずっと赤面状態だったでしょうね。

私が新入社員だったころ、取引先の社長が亡くなり、供花の手配を頼まれました。無事に供花の手配終わった次の日、その取引先の担当者から私宛に怒りの電話が…。そうなんです、私は取引先の社長の名前を間違ってしまっていたんです。だって、「サトウ」って聞いたら「佐藤」しかないでしょ!? 「佐東」ならちゃんと教えてくれないと!!（私はよくある苗字第2位・33歳・女性）

［fromカトトピ編集部］あちゃ～、やってしまいましたね。お会いしたことのない方宛に供花を出す際の「あるある」ですね。しっかり漢字を確認した際も発注時に打ち間違ってしまうこともあるので、今後も注意してくださいね。

桜が咲くころ、大好きだった祖母が亡くなり、親族一同悲しみに暮れて葬儀に参列したんです。泣きながら焼香台に向かったところ、いざ焼香というとき、鼻の奥がムズムズ…。そう、私は花粉症だったんです。何とか堪えようと思ったんですが、ときすでに遅し。盛大なくしゃみとともに、焼香台の炭をぶちまけてしまいました。（はくしょん中魔王・29歳・男性）

［fromカトトピ編集部］かつては織田信長も焼香を位牌に投げつけたというエピソードが残っているので、大物の証じゃないでしょうか。私も花粉症持ちなので、シーズン中の葬儀は気を付けるようにします！

大学時代に、小学校時代からの幼馴染が交通事故で亡くなってしまい、同級生たちと寝ずの番をしました。夜を徹して、故人との思い出話に華を咲かせていたので、寂しい思いはさせなかったと思います。そして葬儀の日、寝ずの番をした僕たち同級生は、お坊さんの読経を子守唄に熟睡しましたとさ…。（34歳・男性）

［fromカトトピ編集部］不謹慎ですが、前の晩よく眠っていても、葬儀ってついうとうとしてしまいますよね。私も経験ありますが、寝ずの番をした翌日の葬儀は、悲しさよりも睡魔との戦いですね。葬儀の最中に眠ってしまうのはNGですが、型にはまらず、それぞれのやり方で故人を見送った方が、故人も喜ぶのではないでしょうか。

皆さんいろいろな失敗をしているようですね。葬儀に参列する際は、いろいろと決まりにとらわれてしまいますが、もっとも大切なことは、故人の最期に寄り添うこと。故人が安心して死後の世界に旅立てるように、しっかりと見送りましょう。