自分でもできる? 相続放棄の手続きの流れ
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ご存知の通り、2019年10月より消費税率が現在(平成30年12月時点)の8%から10%に引き上げられることが確実視されています。墓石や工事の代金にも消費税がかかりますから、お墓を建てる際の税負担は2%増えることになります。
しかし、墓石を注文し、完成後の引き渡しが増税日以降となっても、消費税率負担が8%で済む場合があるのをご存知ですか?
本トピックでは、今年(2018年)から来年(2019年)にかけてお墓の建立を検討している方に、必ず押さえておいていただきたいポイントを解説します。
便宜上、ここでは2019年10月1日に増税が行われると仮定しておきます。実際の増税日が前後すれば、その分、以下の日程も前後にずれるものとお考えください。
増税日の半年前までに工事注文をしておくのが一番のお勧めです。完成後の引き渡し日が増税前であれば当然消費税率は8%ですし、引き渡しが増税後になったとしても経過措置が適用され、税率は8%となります。
増税の前日までに墓石の引き渡しが完了していれば、8%税率が適用されます。ただし、墓石の注文から完成までには3か月程度を要するため、2019年6月中には注文を済ませておいた方が良いと思われます。なお、墓石のデザインや石種によっては3か月以上の期間がかかるケースもありますし、この時期は注文が殺到することも考えられます。とにかく例年以上に早めの注文をお勧めします。
最初に注文した内容を変更したり、部品やオプションを追加するなどして注文金額が増えたりした場合の消費税率はどうなるでしょうか?
先述のように、増税日の半年前までに注文をしておけば、引き渡しが増税後であっても税率は8%です。しかし、注文してから増税日の半年前(前述の例で言えば、2019年4月1日)以降に注文金額が増額された場合、その増額分だけに消費税率10%が適用され、増額以前の金額については消費税率8%のままとなります。
いかがだったでしょうか? 消費増税の前後にお墓を建てようとお考えの方は、上記の点に留意し、無駄なお金を支払わずに済むようお気を付けください。
なお、この記事は2018(平成30)年12月11日現在の情報に基づいています。今後情勢が変わったり、日程が変更されたりする可能性もありますのでご注意ください。
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