「亡くなったペットと離れたくない」あなたへ ~【手元供養】のススメ
お墓ごと「はじめの⼀歩」のその前に
一般社団法人ペットフード協会による「平成25年度 全国犬・猫飼育実態調査」によれば、わが国の全世帯数5459万のうち、実に1,416万5千世帯が犬・猫を飼育しているそうです。
その他の哺乳類や鳥、爬虫類なども含めるとその数はさらに増えますね。
もはやペットはただ心を癒してくれるだけの存在ではなく、人間にとってかけがえのない、まさに家族の一員なのです。
そんな中、「大切なペットと同じお墓に眠りたい」という方が増えています。
最近ではペット専用のお墓も人気ですが、当然そこに人間が入ることは出来ません。
人間の遺骨を埋葬出来るのは「墓地、埋葬等に関する法律」によって許可された霊園だけです。
ですからペットのご遺骨は埋葬できても、ペット霊園に人間のご遺骨を納めることは出来ないのです。
人間のための霊園に、ペットのご遺骨を埋葬することは「法律上」問題がありません。
ただ、昔はペットが埋葬されている霊園に入りたくないという方もいたため、現実は霊園の規定でペットの埋葬を認めていないところがほとんどでした。
しかし時代は変わり、ペットを飼っていなくても、ペットの埋葬に対して寛容な方が増えてきました。
そんな時代背景を受けて、ペットの納骨が出来る霊園が登場しました。
ペット納骨可の霊園には、2つのタイプがあります。
ひとつは、人間と同じお墓にペットのご遺骨を埋葬できるタイプです。
まさに『ペットとともに眠れる霊園』です。
ペットと同じお墓に入れる霊園:
川西中央霊園(兵庫県川西市)/新横浜中央霊園(横浜市神奈川区)
続いて、霊園内にペットの永代合祀墓があるタイプです。
同じお墓に埋葬することは出来ませんが、同じ敷地内で眠ることができるため安心です。
ペットを一緒に埋葬するとなると、ご家族は良くてもご親族が反対されるケースもあり、その意味でもっとも現実に即した形態と言えるのではないでしょうか。
ペットの永代供養施設がある霊園:
大阪泉北霊園(大阪府和泉市)/明治の森霊園(大阪府茨木市)/蔵鷺庵墓地(大阪市天王寺区)
いかがでしょうか?
かけがえのないペットとあの世でも寄り添っていたいとお考えの方は、一度検討してみてください。
「川西中央霊園」や「墓じまい」など、知りたい単語を検索していただくことで関連ページを一覧表示します。