2024年(令和6年)お盆休み期間はいつからいつまで? 9連休が当たり前ってホント?
仏事・法要について
※2024年(令和6年)のお盆休み期間については別記事にてご紹介していますのでそちらをご参照ください。
>>2024年(令和6年)お盆休み期間はいつからいつまで? 9連休が当たり前ってホント?
—令和3年8月21日、記事を更新しました。
お盆の日程は地域によって違いがありますが、お盆休みは新暦の8月に取るのが全国的に通例となっています。
お盆の期間そのものは、例年8月13日(迎え火=盆の入り)から8月16日(送り火=盆明け)までの4日間とされていますが、前後が土曜や日曜、祝日の場合、5日間を超える大型連休になることも珍しくありません。2016年(平成28年)からは、お盆休み期間に近い8月11日が「山の日」という祝日に制定されたため、お盆休みは一層長くなる傾向にあります。事実、2019年(令和元年)のお盆休みは9連休となった企業も多かったのではないでしょうか。
さて、今年(2020年)はオリンピック・イヤーでしたが、ご存知の通り新型コロナ禍によって、来年以降への延期を余儀なくされました。東京オリンピック2020開催に向けて「改正休日法」なる法律が制定され、2020年限定で一部の祝日が変更されていたわけですが、これらは一体どうなるのでしょうか。菅官房長官は3月25日に開かれた記者会見の場で「関係者の意見を伺いながら、本年および来年の国民の祝日の取り扱いを検討していきたい」と述べられたそうですが、現状では、これらの祝日が例年通りの日程に戻されるといった発表はされていません。従って当面は、お盆休みの日程予想もこれまで通り「やや変則的な日程となる人が出てきそう」だということで良いかと思います。
まず、7月の第3月曜日と定められている「海の日」。通常なら2020年7月20日(月)が「海の日」になるところですが、オリンピックの開会式が7月24日(金)に予定されていたため、「海の日」を前日の23日(木)に移動させることで、特に通勤・通学時間の混乱を避ける狙いがあったようです。
さらに驚くべきことに、通常10月の第1月曜日と定められている「体育の日」が、開会式が予定されていた7月24日(金)に移動されます。お盆休みとは関係ありませんが、これによって7月23日(木)から26日(日)までが4連休となりますね。
続いて、8月11日と定められている「山の日」。こちらはお盆休みの期間に直接関わってきますが、2020年は8月10日(月)に移動されます。オリンピックの閉会式が8月9日(日)予定だったため、その翌日である10日(月)に「山の日」を持ってくることで、閉会後の混乱を回避しようという狙いでした。
2020年(令和2年)のお盆休みは、お盆期間である8月13日(木)から16日(日)が一般的となるでしょう。しかし、「山の日」の移動によって、2020年(令和2年)8月8日(土)から10日(月)までが3連休となるため、8月11日(火)、12日(水)と有給休暇を取得すれば、8月8日(土)から16日(日)までの9連休も夢ではありません。
というわけで、2020年(令和2年)のお盆休み期間は8月13日(木)から16日(日)までの4連休ですが、有給休暇を上手く使えば8月8日(土)から16日(日)まで9連休を享受することができるかも知れません。
全国のほとんどの地域では、新暦の8月にお盆を迎えます。
新暦8月のお盆は、新暦7月の新盆に対し「月遅れの盆」と呼ばれることもあります。
前述した「お盆休み」は、この「月遅れの盆」に合わせられています。
期間は毎年8月13日(迎え火=盆の入り)から8月16日(送り火=盆明け)までと決まっており、下記の通り【新暦8月にお盆を迎える地域における、2020年(令和2年)のお盆期間は8月13日(木)から8月16日(日)】です。
8月13日(木) 迎え火(盆の入り)
8月14日(金) 中日
8月16日(日) 送り火(盆明け)
新暦の7月(新盆)にお盆を迎える地域もあります。代表的なところでは東京や横浜、静岡などが挙げられます。
日程は毎年7月13日(迎え火=盆の入り)から7月16日(送り火=盆明け)までと決まっており、下記の通り【新暦7月にお盆を迎える地域における、2020年(令和2年)のお盆期間は7月13日(月)から7月16日(木)】です。
7月13日(月) 迎え火(盆の入り)
7月14日(火) 中日
7月16日(木) 送り火(盆明け)
沖縄地方などでは旧暦に基づいて行事が催されることが多く、現在でも旧暦の7月、いわゆる「旧盆(きゅうぼん)」にお盆を迎えるところがあります。
旧暦では、7月13日から15日(地域によっては16日)までがお盆(旧盆)と決まっていますが、これを私たちが普段使用している新暦(グレゴリオ暦)に直すと、年度によって大きな日程のずれが生じます。旧暦では月の満ち欠けによって暦を定めているためです。
2020年の場合はどうかと言うと、【旧暦の7月(旧盆)にお盆を迎える地域における、2020年(令和3年)のお盆は8月31日(月)から9月2日(水)。地域によっては3日(木)まで】です。新暦8月のお盆とは半月以上のずれがありますね。
8月31日(月) ウンケー(祖先を迎える日)
9月1日(火) ナカビ/ナカヌヒ(中日)
9月2日(木) ウークイ(祖先を送り出す日)
わが国最大の伝統行事のひとつである「お盆」。知っておきたい事柄は多岐にわたります。
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